ユヌス博士は11月10日、11日にかけてバチカン市国にて開催された国際会議 「核兵器のない世界と統合的軍縮への展望」に参加し、ローマ教皇フランシスコに謁見しました。 スピーチ概要は下記の通りです。 <核爆弾のボタンをひとつを押すだけで世界を破壊できることは、 すべての富をわずかな手に集中させている経済システムの狂気の象徴でもある。 すでに限界にきている時限爆弾のような経済システムに対処するために、...
日本企業とグラミンファミリーの新たな合弁会社「グラミン・ジャパン・オート・ワールド」誕生
<以下共同通信より転記>貧困救済活動でノーベル平和賞を受賞したバングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス氏が率いるグラミングループは25日、 日本の自動車関連の中小企業3社と合弁会社を設立すると発表した。バングラデシュで自動車整備業や部品の輸入販売などを手掛ける。東京都内で記者会見したユヌス氏は「日本式の自動車整備業をバングラデシュで根付かせたい」と意気込みを語った。 海外進出を目指す中小企業側の思...
「サイエンスアゴラ2017」にてユヌス博士が基調講演(11月24日)
異なる分野・セクター・年代・国籍を超えて、人に開かれた科学と社会をつなぐプラットホーム「サイエンスアゴラ2017」が 東京・お台場で11月24日から3日間にわたって開催されました。九州大学がソフトとハードのデザインを行い、様々な新しい取り組みが行われた今回、ユヌス博士が基調講演を行いました。 3つのゼロ「貧困ゼロ・失業ゼロ・総炭素排出量ゼロ」の世界に向けたビジョン、 それは「技術、若者、良い政府、...
ソーシャルビジネスに熱をもつAnne Hidalgoパリ市長の取り組みにより、世界で43番目となる パリに誕生したユヌスセンターがパリのLes Canauxにオープンしました。Les Canauxはパリ市庁舎近く、映画館やカフェが並ぶ川沿いにあります。 難民、環境、教育など社会課題を扱うNGOがたくさん入居しており、 インテリアはリサイクル素材から作られ、若い人が中心の非常にスタイリッシュな空間で...
ミャンマー政府にロヒンギャ危機を終わらせるようフランス大統領へ圧力を要請
ユヌス博士は国連総会中、フランス大統領エマニュエル・マクロンに面会し、ミャンマー政府に民族浄化と暴力を止め、 ミャンマーに戻し、完全な市民権を与えるように全面的な圧力をかけるよう訴えました。ユヌス博士はこの危機に対しバングラデシュを支援してくれたフランスに対し感謝を述べ、 数週間のあいだに40万人の女性や子供のロヒンギャ難民がバングラデシュに逃げ込んだ状況について説明をし、 国連安全保障理事会の常...
経済誌フォーブスの創立100周年記念号(9月発売)でユヌス博士のインタビュー
世界有数の経済誌フォーブスの創立100周年記念号(9月発売)でもっとも影響ある100人の経営者が取り上げられ、 ユヌス博士のインタビューが掲載されていますhttps://www.forbes.com/100-greatest-business-minds/”資本主義は人間の欲望が生み出したものだとされてきました。確かに人間は利己的な存在であるが、また同時に無私にもなれる。 世界中でお金...
ユヌス博士の新刊 ”A WORLD OF THREE ZEROS” 9月発売
マイクロクレジットを創出し、グラミン銀行を創設し、ノーベル平和賞を受賞した バングラデシュの経済学者ムマド・ユヌス博士の著書最新刊が9月下旬発売されます。タイトルは「A World of Three Zeros: The New Economics of Zero Poverty, Zero Unemployment, and Zero Net Carbon Emissions」。 人類と地球を救...
7月28日-29日に行われた第7回ソーシャルビジネスデー(SBD)で講演を行ったパリ市長Anne Hidalgo氏からのビデオメッセージ。フランスはヴェオリアやダノンなど大企業がソーシャルビジネスに積極的に取り組んでおり、 パリがソーシャルビジネスシティとなった理由や、ソーシャルビジネスがパリだけでなく 世界中の貧困と不平等を減らす方法であるとの信念を表現しています。 Video message ...
The One Young World Summit 2017にむけたアセスメントキャンプ
One Young World Summitへの参加者として選ばれた優秀な若者10人が、ユヌスセンターでアセスメントキャンプを行いました。 One Young World は、2009年に英国で設立された、世界各国の優秀な若者達が ポジティブな変革を起こすためのネットワークを作る非営利組織です。世界中のグローバル企業、NGO、大学から若者が集まり、さらに著名な指導者達が加わって、毎年サミットを開催...
海外からの参加者400人を含める2000人が集まり、「Can Wealth Concentration be Stopped?(富の集中は止められるのか?)」を テーマに7月28日-29日にサマジック・コンベンション・センター開催される予定だった第7回ソーシャルビジネスデー(SBD)が、 警察側のセキュリティ上の理由でキャンセルされました。しかしホテルルメリディアンの会議室で形をかえて、さらにライ...
世界中から次世代の社会起業家が集まるソーシャルビジネスユースサミット2017が、 7月30-31日にバングラデシュの首都・ダッカのウェスティンホテルで開催されました。ムハマド・ユヌス博士をはじめ、在バングラデシュアメリカ大使のMarcia Stephens Bloom Bernicat氏、 在バングラデシュノルウェー王国大使のSidsel Bleken氏、Grameen Creative Lab共...
ユヌス博士は7月10日にスイス・ローザンヌに到着し、国際オリンピック委員会本部でメンバーと会談。 パリの2024年オリンピック開催地候補に向けての意見交換を行いました。事前にマクロン仏大統領との対談を行い、若さと技術の力でソーシャルビジネスを通じて社会で達成できる3つのゼロ目標 (貧困ゼロ、失業ゼロ、二酸化炭素排出ゼロ)について語り、少数による富の支配が継続することにおける障害と怒りの潜在的な危険...
「私たちはよりよい世界を創ることができる… もし私たちがそう求めるなら」
6月28日はノーベル賞受賞者ムハマド・ユヌス博士のお誕生日です。HAPPY BIRTHDAY、たくさんのインスピレーションをありがとう!