【新興国アントレプレナーシップ講義】タイでのフィールドスタディ実施(8/28~9/6)

九州大学QRECと共同開催している講義「新興国アントレプレナーシップ」のプログラムで、
8月28日(水)~9月6日(金)の10日間、タイ・バンコクにてフィールドスタディを実施しました。
今年は共創学部の1年生を中心に、様々な学部・学年から27名の学生が参加しました。

新興国アントレ集合写真

学生は、「教育」「ゴミの管理」「交通事故」「ヘルスケア」「ジェンダー」の5つの社会課題をテーマとしたグループに分かれ、
現地でのフィールドワークを通じて課題を見つけ、それを解決するためのビジネスアイデアを考えました。

現地では、タイ国家イノベーション庁(NIA)、日本大使館、マヒドン大学(医大)といった公的機関からの講義を受け、
タイの社会問題やタイでのスタートアップの現状を学んだ他、市場でマイクロファイナンスを実施するタイ版グラミン銀行や、
元受刑者の女性をマッサージ師として育成するSocial Health Enterpriseなど、タイでソーシャルビジネスを行っている方々にお話を伺ったり、
タイでプラスチックごみの問題に取り組むインターナショナルスクールの高校生団体の活動に参加したり、
コミュニティや市場を見学し現地の人々へインタビューを行ったりと、様々な経験をしました。

このような現地でしかできない調査を行うことで、タイの社会課題を具体的に見出し、考えを深めました。

そして、フィールドワークで学んだことは、滞在先に帰ってから毎晩のようにグループディスカッションを行って考えをまとめ、
メンターの方に助言をもらいながら各グループのテーマに応じたビジネスプランを作成しました。

最終日には、各グループが考えたビジネスプランを学会にて発表し、審査員の方々に評価していただきました。

11月下旬には、馬出キャンパスにて開催予定の学会での最終発表を予定しています。

 

NIAにて Social Health Enterpriseにて

在タイ日本国大使館にて 市場で現地の方にインタビュー

GrinGreenでの活動 Klong Toeyコミュニティ

マヒドン大学&タマサート大学講義 学会での発表