新興国アントレプレナーシップ 講義内容

第 1 回 
4/26・27
「新興国アントレプレナーシップ」第1 回講義を兼ねて、九州大学に拠点をおく一般社団法人ソーシャル・ビジネス・アカデミア・ネットワーク(代表:システム情報科学研究院アハメッド・アシル准教授)が主催する国際学会「ヘルスケア、SDGs とソーシャル・ビジネス」が開催されました。本学会は地球規模の問題やそれらを解決するためのソーシャル・アントレプレナーシップのモデルを学ぶことを目的としているもので、茅野龍馬氏(WHO 神戸)、武藤真祐氏(株式会社インテグリティ・ヘルスケア)、 矢原徹一教授(九州大学)、戸田隆夫氏 (JICA)、岡田昌治特任教授(ユヌス& 椎木ソーシャル・ビジネス研究センター エグゼクティブ・ディレクター)などによる講義を行いました。 
 
第 2 回
6/23 
「ユヌス・ソーシャル・ビジネスの特徴・価値を理解する」「国連の持続可能な開発目標(SDGs) について学び関連テーマからグループのテーマを決める」ことを目的に、谷口博文教授(九州大学QREC センター長)、稲村次郎氏(JICA国際交流推進室)、アハメッド・アシル准教授(九州大学システム情報科学研究院)、横田文彦講師(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター)、森若幸次郎氏(山口大学客員教授/株式会社モリワカ 専務取締役兼CIO) らによる講義とワークショップを行いました。
 
第 3 回
7/21
第3 回目は「ソーシャル・ビジネスにおけるビジネスモデルを理解する」「フィールドワークで訪問するコミュニティのプロジェクトや社会課題について仮説を立てる」ことを目的に講義が行われました。小林美穂氏(株式会社アバージェンス)によるビジネスモデル作成のためのバリュー・プロポジション・キャンバス、ビジネスモデル・キャンバス、仮説検証ワークフォーマットを用いた演習を実施しました。また新興国でのリサーチを専門とする横田文彦講師(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター)による、フィールドスタディに向けたアドバイスや注意点が共有されました。
 
フィールドスタディ
8/4 ~ 8/11
学部・博士課程生を含む23 名の学生が参加し、タイへの約1週間の現地研修を実施しました。学生は「母子保健」「感染症と非感染症」「コミュニティヘルス」「交通事故」の4グループに分かれ、まずタイの社会課題の理解のために、保健省、医大、日本大使館といった行政・アカデミアからのレクチャーを受けました。さらに市場でマイクロファイナンスを実施している銀行、スラムから火事をきっかけにエネルギーを中心に自給自足のコミュニティづくりを行う島、地域の医療システムを理解するためのコミュニティヘルスセンター、元受刑者の女性をトレーニングしてマッサージセラピストとして自立するプログラムを行っている社会起業家へのインタビューなど、現地でしかできないヒアリングを重点的に行いました。最終日には、AIT の講師陣や専門家に対してソーシャル・ビジネスの概念に基づく問題解決プランについてプレゼンテーションを行いました。
 
第 4 回
8/25 
最終講義となる第4 回目は4つのグループが、タイでのフィールドスタディ最終日で行ったプレゼンテーションに対するフィードバックをもとに、さらにブラッシュアップしたプレゼンテーションを発表する機会となりました。審査には小林美穂氏(株式会社アバージェンス)、稲村次郎特任教授(九州大学国際交流推進室)、横田文彦講師(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター)、山田裕美講師(九州大学QREC)、アシル・アハメッド准教授(九州大学システム情報科学研究院)、岡田昌治特任教授(ユヌス& 椎木ソーシャル・ビジネス研究センター エグゼクティブ・ディレクター)らが出席し、質疑応答やフィードバック等が活発に行われました。