第 1 回
7/20
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『ソーシャル・ビジネス』についての講義がアハメッド・アシル准教授(九州大学システム情報科学研究院)と岡田昌治特任教授(九州大学SBRCエグゼクティブ・ディレクター)によって行われた後、『FIELD WORK Own experience and empathy ability』の講義が、寺野梨香講師(九州大学QREC)によって行われました。 |
第 2 回
8/10
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現地でのフィールドスタディに向けて、『タイの社会情勢について写真による考察』に関する講義がアハメッド・アシル准教授(九州大学システム情報科学研究院)によって、Market Entry Strategies in Developing Countries』についての講義が星野裕志教授(九州大学経済学研究院・SBRCセンター長)によって実施されました。
また、前年度の「新興国アントレプレナーシップ」でタイ・フィールドスタディに参加した学生からの体験談を聞く場が設けられた他、事前準備のためのオリエンテーションと質疑応答が、寺野梨香講師(九州大学QREC)によって行われました。
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フィールドスタディ
(タイ)
8/28 ~ 9/7
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8月28日(水)~9月6日(金)の10日間、タイ・バンコクにてフィールドスタディを実施しました。今年は共創学部の1年生を中心に、様々な学部・学年から27名の学生が参加しました。
学生は、「教育」「ゴミの管理」「交通事故」「ヘルスケア」「ジェンダー」の5つの社会課題をテーマとしたグループに分かれ、現地でのフィールドワークを通じて課題を見つけ、それを解決するためのビジネスアイデアを考えました。 現地では、タイ国家イノベーション庁(NIA)、日本大使館、マヒドン大学(医大)といった公的機関からの講義を受け、タイの社会問題やタイでのスタートアップの現状を学んだ他、市場でマイクロファイナンスを実施するタイ版グラミン銀行や、元受刑者の女性をマッサージ師として育成するSocial Health Enterpriseなど、タイでソーシャル・ビジネスを行っている方々にお話を伺ったり、タイでプラスチックごみの問題に取り組むインターナショナルスクールの高校生団体の活動に参加したり、コミュニティや市場を見学し現地の人々へインタビューを行い、様々な経験をしました。このような現地でしかできない調査を行うことで、タイの社会課題を具体的に見出し、考えを深めました。 そして、フィールドワークで学んだことは、滞在先に帰ってから毎晩のようにグループディスカッションを行って考えをまとめ、メンターの方に助言をもらいながら各グループのテーマに応じたビジネスプランを作成しました。 最終日には、各グループが考えたビジネスプランを学会にて発表し、審査員の方々に評価していただきました。 |
第 3 回 (ポスターセッション)
11/19 ~ 11/21
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タイで学会発表したビジネスプランへ対して審査員から受けたフィードバックを元に、さらなるブラッシュアップしたビジネスプランを第3回International Conference on Healthcare, SDGs and Social Businessの国際会議にてポスターセッション形式で発表しました。
この国際会議には、特別基調講演者としてムハマド・ユヌス博士(ノーベル平和賞受賞者)や世界中から多くの研究者が参加したため、学生にとっては今までの成果を世界へ向けて発信する絶好の機会となりました。 |