プロジェクト

プロジェクトNo.1 ヘルスケア
 
目的
 
医療が十分に行き届いていない地域のために、入手しやすい価格で信頼できる遠隔ヘルスケア・システムを開発する。
 
 
社会的課題の特定

世界の人口の半数以上は、必要不可欠のサービスの全てを享受できていません。1億もの人々は、医療費支出が原因で極端な貧困を強いられており、1日に1ドル90 セントかそれ以下の生活を送らざるを得ません。彼らの多くは、ヘルスケア・インフラ(診療所、医者等)が十分ではない地域に居住しています。
病院施設がない理由は、以下のようにいくつか考えられます。
 
  1. 病院や診療所、医師免許を持つ医者が少ない。農村地域には設備の整っていない病院が存在する。
  2. 都市部の医療施設へのアクセスの悪さ。病院へ到着するまでかなりの距離と時間がかかること。治療費というより、むしろ交通費の負担が大きい。女性患者は、男性医師の診察を拒否してしまう。
  3. eヘルスサービスの利用が困難なこと。農村部の人々は、健康状態を示す基本的な数値を測定することができず、その測定手段も持ち合わせていない。
 
アイデア

ポータブル・ヘルス・クリニック(PHC)のプロトタイプ機を製作しました。
この小型遠隔医療システムには、診断を可能とする装置や、患者の医療情報データ保存と過去の医療情報検索のためのグラミン・ヘルスのソフトウェアが備わっています。システムの末端には、データサーバーと医療コールセンターを配しています。
医療用センサーや、健康情報測定用の機器を備えたブリーフケースを農村地域に住むヘルスケアワーカーが持ち運ぶことによって、運用されます。
  1. ポータブル・ヘルス・クリニック(PHC)
  2. 女性 小さな起業家
  3. 患者の医療情報のデータ保存
  4. 医療コールセンター(ドクター・コール)
 
技術的な課題
  1. 識字率が低く、高齢化の進んだ地域におけるシステムの使い勝手が良いか
  2. 多くの病院や診療所での相互運用を考慮した、システムの持ち運びがしやすいか
  3. 患者、医者、患者の家族へ分かりやすく、間違いのない説明を行うための、医療データをビジュアル化できるか
  4. 遠隔医療システムにおける消費者行動
  5. 新たな知識の発見と政策立案者のためのヘルスケア・ビッグ・データの分析
  6. 遠隔医療データの誤りを見つけること
  7. ソーシャル・インパクトを最大化するためのソーシャル・ビジネス・モデルの確立
 
予想されるソーシャル・インパクト
 
  1. 疾病率が減少する
  2. 医療が十分に行き届いておらず、高齢化の進む地域へ医療を提供できる 
 
 
プロジェクトNo. 2 サービスとしてのモビリティ 
 
目的

発展途上国の農村地域と都市部の交通渋滞が激しい地域に、新しいカーシェアリングのモデルを構築する。
 
研究課題
 
  1. 車の利用を最大化し、遊休時間を減少させるための、カーシェアリング・アルゴリズムを設計する
  2. 多くの社会的サービス(ヘルスケア、教育、学習、買い物)に運用できるような予約システムを設計する
  3. 女子高生のためにカレッジバスを運用する際の影響を分析する
 
予想されるソーシャル・インパクト
 
  1. 農村地域における移動が改善される
  2. 都市部において交通渋滞や環境汚染が緩和される 
 
 
 
プロジェクトNo.3 iFarM (ICT ベースの農業とマーケティング) システム 
 
目的

小規模農家にさらなる収入を生み出すためのスマート農業を確立する。
 
研究課題
  1. 農家同士、あるいは農家と専門家、農家と企業間で連絡を取る際の、農家に使い勝手の良いコミュニケーション・ツールを設計する
  2. 農家にやさしいe コマース・システムを設計・実行する
  3. 農業に関する様々な情報をインターネットへアップロードする際の、ボイス・ナビゲーション・システムを設計する
  4. 健康な野菜のための品質監視システムを設計する
 
予想されるソーシャル・インパクト
 
  1. 農家のさらなる所得の増加と貧困を軽減する
  2. 消費者へ健康で安全な野菜を供給できる 
 
 
 
 
業績(2018 年度) 
 
学術論文執筆 5 件
国際会議発表 5 件
国際会議主催 1件
受賞 1件
 
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