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YY Contest第2回ワークショップ開催(7月29日)

YY Contest第2回ワークショップ開催

7月29日に東京都港区のSoftBank株式会社汐留キャンパスセミナールームにて、YYコンテスト2017第2回目のワークショップを開催しました。

 

 

 

 

 

 

まず、コンサルタントである株式会社アバ―ジェンスの小林美穂氏が、前回のワークショップ中に作成したビジネスモデルキャンバス(BMC)をもとに、各チームから事前に提出された課題に対する評価を行いました。前期高齢者向けシェアハウスのビジネスモデルを提案するReBornチームのVPCを参考に「価値を一言でいうと何か」「提案された価値はGainを増やしPainを解消するものになっているか」「既存のサービスでは解決できないものはなにか」といった点を検証していきました。

 

 

 

 

 

 

次に各チームのメンターが発表されました。YY Contestでは「参加チームのビジネスプランをより実現性が高いものに仕上げたい」「ビジネスのプロや経験豊富な社会人と関わることで、コンテスト参加者にとって学び多き機会を提供したい」との思いから、以下のスタイルでメンター制度を導入しています。マッチングはメンター側とチーム側からの要望を調整しながら行われました。メンターとチームは予選が行われるまで最低1週間に1度はコンタクトをとりながら、毎回ゴールを設定し事務局に結果報告を行います。

株式会社アバ―ジェンスの小林氏による「ビジネスモデルをつくる②」では、BMCの「顧客セグメント」「価値提案」「収益の流れ」「顧客との関係」「チャネル」「主要活動」「リソース」「パートナー」「コスト構造」の9つの構造を理解した上で、それぞれのBMCを競合を意識しながら演習していきました。メンターとの最初の共同ワークであり、BMCに続々とアウトプットするだけでなく、大胆にもう一度書きなおすチームもあらわれました。

 

 

 

 

 

 

次にピクト図解の考案者の板橋悟氏によるワークショップでは、クックパッドやアマゾンのビジネスモデルを参考にしながら、誰が(Who)誰に(Whom)何を(What)いくらで(How much)の「3W1H」に着目し、”経営者の視点”でビジネスモデルをデザイン(設計・創造)する方法論を学びました。ビジュアルシンキングの手法を採用しているため、レゴ・ブロックのように基本パターンの「型」を組み合わせれば、誰でも直感的にビジネスモデル設計図を作成できるようになるのがピクト図解のすぐれた点です。専門性をこえて誰もがビジネスの事業構造を理解できることがチームの強みとなるため、今回一緒に手を動かしたことでメンターと参加者のコミュニケーションの質がぐっと上がりました。

 

 

 

 

 

 

最後に登壇したのは「いい会社をふやしましょう!」を合言葉に、「結い 2101」という公募の投資信託を運用・販売している鎌倉投信株式会社取締役の新井和宏氏。企業の価値は、過去の成功ではなく「その手があったか!」と誰もが納得する「ずるい仕組み」を持っているかどうかで判断する、といいます。そのために経営者は本質は何か?を徹底的に考え、お客様に自分たちしか選ばれないようなポジションを確立していくことが必要であると強調しました。また資金調達面では経営者は行政、財団、大企業、オーナーから求められるものがそれぞれ違うことを理解しなくてはなりません。例えば行政が必要とするのは様式要件であり、財団からはさらに結果要件を求められる。逆にオーナーは意思決定が早く、相性が合えば意思決定が早い。事業計画ではなくあなたの人間性を見るのです、と。
新井さんの強いメッセージで「社会課題を解決する、そしてビジネスとして成功する」両方をやりとげる強い意思がどんなものであるかが、参加者の胸に届いたようでした。

 

 

 

 

 

 

次回8月19日の第3回目のワークショップは、コストをかけずに最低限の製品やサービス、試作品を作って顧客の反応を見るリーンスタートアップについて、さらにチームビルディングの重要性を学びます。

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