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YUNUS&SHIKI SOCIAL BUSINESS RESEARCH CENTER

YY Contest第1回ワークショップ開催(7月8日)

YY Contest第1回ワークショップ開催

7月8日に東京都港区のSoftBank株式会社汐留キャンパスセミナールームにて、遠くは四国からも応募も含めた参加者19チームとメンター15名が一堂に会し、YYコンテスト2017第一回目のワークショップを開催しました。

九州大学SBRC特任教授 岡田昌治氏による「ユヌス・ソーシャルビジネス概論」講義では、岡田教授とユヌス・ソーシャルビジネスとの出会い、ユヌス博士のグラミン銀行をはじめとする取り組みをはじめ、世界富豪トップ8人の資産が貧困層36億人分と同じ資産を持つ経済的不均衡さの中で、社会問題を解決していく指針として国連が2015年に採択した「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」がユヌス博士が起案メンバーであることも紹介されました。
参加者へのメッセージとして、ユヌス博士が2013年のダボス会議の講演で語った「We have a lot of science fiction.We should write social fiction.Use our imagination and make it happen.(こんな社会があったらいいな、と考えること、それはサイエンスフィクションではなくソーシャルフィクション。私たちの創造力を使って、ソーシャルフィクションを実現していきましょう)」という言葉で締めくくられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に一般社団法人GrowAsPeople代表(以下GAP)角間惇一郎氏は、ご自身が性風俗店オーナーの話を聞いたことや「大阪二児置き去り死事件」をきっかけに、性風俗産業で働く女性の社会的孤立を防ぎ、キャリアチェンジが支援する取り組みを始めたことがご自身の原体験として語られました。
針のない時計の絵が印刷されたシートを使ったワークショップでは「サービスを届けたいクライアントは何時何分に何をしているか?それがどの時間帯でもイメージできなるようになる」ことを学びました。自分たちがサービスを届けたい対象の姿を具体的にイメージ出来ているかは、事業の成否を左右する極めて重要なポイントだ、と角間さん。ターゲットの業界のことを調べて熟知すること、常識や慣行となっていることにも問いをもち当事者のことを考える癖をつけることが事業を成功させ「社会を変えること」につながる、といい、そのためにたくさんの人とつながることを大切にしてください、と結びました。

 

 

 

 

 

 

株式会社アバ―ジェンスの小林美穂氏による「ビジネスモデルをつくる①」ワークショップ、前半は各チームに分かれビジネスモデルキャンバスを使ってメンターとともに取り組んでいきました。ビジネスモデルキャンバスは、「どんな価値を提供して」「誰に」「どうやってお金をもらうか」などビジネスの構造を9つの項目に分け、そのつながりを視覚的に理解することのできるツールです。 「売りたい」「こんなサービスをやりたい」という気持ちを抑え、「社会課題」につながった困りごとに着目し、困っている人がどんな状況に置かれているかをしっかり把握すること。数ある困りごとの中から解決する価値の大きい切実なニーズを選択すること。顧客が本質的に求めているものは何かをリサーチによって見出していくこと、などは原体験の講義と重なる部分も多くありました。

 

 

 

 

 

 

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